皆さんこんにちは、ars_create と申します
今回は当サイトの初投稿記事ということで、私が社会人になって初めて読んだ本。それから学んだ勉強効率化の3つの原則について解説させていただきます。
少し抽象的な内容にはなりますが、「学習の本質」に迫るような、とても大切な内容だと思っていますので、是非最後まで読んでいっていただければと思います。
勉強効率化には不変の法則がある
まず、効率の良い勉強法と ひと言に言っても、さまざまなものがあります。
ですが、人間の脳のつくり上、記憶に定着しやすい 忘れずらい勉強の仕方には、以下のルールがあります。
- アクティブ・ラーニング
- 想起
- 再言語化
早速一つずつ見ていきましょう
アクティブラーニング
一つ目の法則は アクティブラーニング です。
これは日本語で 能動的学習 ともいい、”自分から進んで学習に取り組むこと” です。
具体的に言えば、こんな感じのニュアンスです。
良い取り組み方
○ 自分から勉強時間を作り、勉強方法を模索する
○ 勉強時間 ではなく 勉強で覚える内容 を増やそう。というマインドで勉強する。
悪い取り組み方
✖︎ 学校でやらされるから・会社で取らなきゃいけない資格だから勉強する
✖︎ この参考書を終わらせる。宿題だからやる。
これは、どれだけ”勉強法”を改善しても、意識が受動的(受け身)の やらされている という認識でいると、学習内容ではなく、学習時間の方にフォーカスしがちで、”これだけやったんだから良いだろう” という姿勢につながってしまうからです。
それでは手段が目的に変わってしまっています。こんな状態では、勉強効率を上げようとさえ思えないかもしれませんね。
結論
アクティブラーニングとは、 ”自ら進んで勉強に取り組む姿勢” であり、これを取り入れるには、その勉強する目的を明確化する ”目的意識の改善” をする必要があります。
本当に必要な勉強ならば、それは ”自分のために必要である。覚えないと自分が損をする” と、まず認識しましょう。
想起
二つ目の法則は、 想起 です
これは、アクティブラーニング とは違い、精神論ではなく テクニックです。
これはどんなものかと言うと、 ”忘れた頃に復習する” というテクニックになります。
注意点です。忘れた記憶を思い出す作業 が大切なので、わからなくても3〜5分は粘って考えてください。
思い出す作業を行うと、脳が その情報を ”覚えておく必要がある情報” だと認識します。こうすることで、記憶に定着しやすくなります。
上の画像を見たことがある人もいるかもしれません。
これは忘却曲線といって、 復習 と 記憶定着 の関係性を示したものです。
そして、この忘却曲線の大事な所は、復習するタイミングです。復習するスパンが、回数を重ねて長くなっています。 これは、忘れる頃を目安に復習を実施しているからですね。1夜漬けが良くないと言われるのは、この法則に反するからというのも要因の一つです
結論
想起とは ”忘れた頃に復習する” というテクニックである
思い出す作業 があることで、脳にその 情報は必要だ と認識させる。
ちなみに最適な復習期間は勉強した日を基準に、2、7、16、35、62日後に復習です。
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再言語化
最後の法則は 再言語化 です
文字通り、 再度(自分の言葉で)言語化する 作業です。
これは、アウトプットを取り入れるという意味もありますが、それ以上に、
”自分の言葉でまとめる” = ”きちんと理解していないとできない” という理由から理解度UPの効果が大きいです。「教えると覚える」の考え方に近いですね。覚えること優先なら、教えるよりもかなり効率がいいです。
個人的には、「お互いに得意なことを教え合う」とかじゃないと、教える側 はコスパが悪い気がします…
結論
再言語化とは ”自分の言葉でまとめる” というテクニック
再言語化を取り入れると、勉強の中に ”理解する” という工程を取り入れることができる。
ちなみに問題&解答形式で書き換えることで、再言語化を取り入れ、更に問題化することで想起に基づく復習ができる。
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しつこくて すんません…